大 瀬

大瀬棚田

河岸段丘型の棚田大瀬棚田は、典型的な河岸段丘型の棚田です。河岸段丘型とは、かつて川の流れがあった河原が隆起して階段上になった地形です。段丘面は大きく2段あり。大瀬集落は国道より上の段球面に位置しています。国道より低いところに下の段球面があります。

上下ともに水田の土地利用がされていますが、下の段は圃場整備事業が展開され、区画の大きな水田に変身しています。令和2年7月の水害後に熊川の河川掘削の砂礫や神瀬地区を襲った土石流の砂礫の仮処分場として、下の段丘面の水田が提供され、埋立地に変身してしまいました。ちなみに国道を通る車からは大瀬集落は見えません。国道わきが急斜面になっているからですが、この斜面の上が平らになっていて、集落があることを知ると誰もがびっくりします。渡地区の馬場集落も同じパターンで、国道より上にある段丘面に位置しています。

 

 
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